【 あやめ 】「きゃあ!?」
悲鳴の上がった方を見ると、ウェイトレスさんの一人が床に尻餅をつき、周囲には割れたお皿が床に散乱していた。
【 あやめ 】「うぅ、私ったらまた……」
痛そうに顔をしかめるウェイトレスさん。
【 拓己 】「あっ……」
ふと、視線の中にムッチリとした白い太股と丸見えになってしまっているショーツが入ってきた。
【 拓己 】「っ……」
みぃ姉と沙織さんが目の前にいるというのに、美味しそうな太股と色っぽいショーツに目が釘付けになるエロい俺。
すごっ……しゃぶり付きたくなるような肉付きのいい太股。さらになんか割れ目のスジがうっすらと浮かび上がっているような……。
【 拓己 】「ごくり……」
【 深月 】「ん? ちょっと拓己っ、なにを見てるのよ」
【 拓己 】「えっ、なに?」
【 深月 】「何じゃないわよ! 今、ウェイトレスさんの変なところ見てたでしょ」
【 拓己 】「ぎくっ!? そ、そんなこと……ないって」
【 沙織 】「拓己さん、嘘はやめたら? 私、あなたの視線をしっかりとチェックしていたから」
【 拓己 】「うっ……」
【 深月 】「も〜う、美人だとすぐにこうなんだから……拓己のスケベ!」
【 沙織 】「ええ、本当に……拓己さんの悪い癖だと思うわ」
【 拓己 】「あいだぁ!?」
ウェイトレスに見とれていた俺の両足を二人は思いきり踏みつけてきた。
【 拓己 】「いっつぅ〜……うぅ、二人とももう少し加減してよ。マジで足の指の骨にひびが入ったらどうするんだよ」
【 深月 】「ヒビくらいで済むならありがたいと思いなさい。たくぅ、すぐ美人とか可愛い子見つけるといやらしい目で見るんだから……」
【 沙織 】「一度、しっかりと躾をした方がいいかもしれませんね」
怖い顔をしたみぃ姉と沙織さんに思いきり睨まれる。
【 拓己 】「あぅ……」
そんな二人に実際にウェイトレスに見とれていた俺は、情けなくも何も反論できなかった。
【 春奈 】「ちょっと大丈夫、あやめさん?」
【 あやめ 】「あ、はい……私は大丈夫です。でも、またお皿を……」
【 春奈 】「そんなの慣れてないんだから仕方ないですよ。さあ、急いで片付けましょう。あたしも手伝いますから」
テキパキと割れたお皿を片付けるポニーテールの人と、申し訳なさそうな顔で片付けを手伝う転んだウェイトレスさん。
どう見てもベテランと新人って感じだ。
にしても、あの人も綺麗な人だなぁ。転んでお皿を割ってしまったウェイトレスさんを改めて見ると、これまたとびきりの美人だった。
黒く長い髪の毛と清楚な雰囲気が、とてもこのレストランの雰囲気に似合っている感じがする。
う〜ん、ここのウェイトレスってレベル高いな。みぃ姉や沙織さんに負けないレベルがたくさんいる。
こうやってみると、美人とか可愛い人っていっぱいいるんだなぁ、なんて思っちゃうよな。それとも俺が恵まれてるだけなんだろうか?
にしても、ナイスな光景だった。しっかりと網膜に焼き付け置こう。
【 深月 】「こらぁ、拓己……またエッチなこと考えてたでしょ?」
【 拓己 】「いいっ!? な、ない。絶対にないよ!」
【 沙織 】「本当かしら? なんだか鼻の下が伸びていた気がするけど……」
【 拓己 】「本当だって!」
【 深月 】「どちらにせよ、さっきは変な所見てたのは認めるわよね?」
【 拓己 】「うっ……すみませんでした。以後、気をつけますです、はい」
【 深月 】「ふぅ、もう仕方ないわね。今回だけは許してあげるけど、また、エッチな目で見たりしたら……今度こそ、ホントにヒビ入れるからね!」
【 拓己 】「うい、肝に銘じておきます……」