【 深月 】「もう、拓己のバカ。シーツに染みは作っちゃうし、それにこのゴミ箱に溜まったティッシュの山……もう、早苗になんて言えばいいのよ」
確かに……改めて早苗さんのベッドを見ると、エッチな液体による染みが出来ていて、床には強烈な精臭が漂うティッシュが散乱していた。
幸い? にも俺の精液は濃くて粘度があったせいでほとんどシーツに垂れることはなかったけど、二人の愛液だけはいかんともしがたく……シーツには染みがちょっとばかり出来ていた。
【 拓己 】「う〜ん、まあ、シーツのシミは乾かして後はばれないように祈るだけかな。さすがに勝手に交換できないし……」
【 拓己 】「あとティッシュの山はコンビニの袋にでも詰め込んで後で近くのコンビニのゴミ箱にでも捨ててくるよ」
【 深月 】「ふぅ、まあ、それしか……ないのよね。もう、拓己はホントにエッチなんだから!」
【 拓己 】「いでっ、何も叩くことないだろ。みぃ姉だって、赤ちゃん欲しいってノリノリだったじゃないか」
【 深月 】「そ、それは……元はといえば拓己が一緒にお風呂に入ろうなんて言ったからいけないんじゃない……あれのせいで変な気分になっちゃったんだから……」
【 拓己 】「そうだけど、せっかくみぃ姉と沙織さんと3人で旅行に出かけて、普通に夜を過ごすなんて……さすがに寂しすぎるよ。ハーレムなってから毎日、グチャグチャ状態だったから……」
【 深月 】「拓己……」
【 沙織 】「拓己さん……」
【 拓己 】「あはは、まあ、自由に使っていいって早苗さん言ってくれてたし、大丈夫だよ、きっと」
【 深月 】「もう自由にも限度があるでしょ、限度が。まさか自分のベッドでセックス……それも女の子2人相手にしたなんて早苗が知ったら、きっと大笑いするか、卒倒するかのどっちかよ」
【 拓己 】「うぅん、俺の印象だと大笑いしそうな気がするな、早苗さんは」
【 深月 】「そんなことないわよ。早苗は昔から男子は苦手なタイプだったす、まあ今はわからないけど」
【 深月 】「なによ、まさか早苗まで狙ってるんじゃないでしょうね。ダメよ! 絶対にダメ!」
【 深月 】「早苗は大切な親友なんだし、これ以上ハーレムというか、拓己の子種が広がるのは絶対に許せないんだから……」
【 拓己 】「ホント、子種に拘るね、みぃ姉も」
【 深月 】「当たり前でしょ! あたしの昔からの夢なんだから……拓己のお嫁さんになって元気な赤ちゃん産むって……昔から夢みてたんだもの」
【 拓己 】「みぃ姉……」
照れくさそうに言う深月に、俺もさすがに照れくさくなった。
【 沙織 】「深月さん……」
【 深月 】「あはは、だから拘ってるの。でも、拓己に押し付けてる感じになっちゃってるのかな」
【 拓己 】「そんなことないって。俺もみぃ姉との間に子供ほしいって結構本気で思ってるし、だからなんていうか、押し付けられてるなんて、そんなこと全然思ってないよ、マジで」
【 沙織 】「あの、私が言えた事じゃないと思いますけど、私も深月さんの夢が叶うのを心から願っています」
【 深月 】「拓己、沙織さん……くすっ、ありがと、二人とも」
【 拓己 】「でも、こうやって3人でまったり、ゆったりってのも悪くないかな。なんか皐月のハーレム計画のせいでここ数ヶ月毎日がいろんな意味で慌ただしかったし……」
【 深月 】「そうね、いつもみんな一緒……二人きりの時間さえ少なかったものね。といつつ、この間は皐月と唯ちゃんと3人だけで旅行に行ったみたいだけど……それも二泊三日も!!」
【 拓己 】「うっ、あれは……しょうがないだろ。みぃ姉だって皐月の押しきられたじゃないか。それに唯ちゃんが冒険したがってたのは本当のことだし、前に夏の上妻を案内するって約束もしてあったから……」
【 深月 】「そうだけど……なにも家から出て旅館に泊まることないじゃない。エッチなこと……二人としたんでしょ?」
【 拓己 】「うっ、それは……」
まあ、まったくしてないとは今さら言っても信じてもらえないだろうし、実際エッチしたもんな、しかも『かなり』……。
【 深月 】「あの時は本当に胸が苦しかったんだから……今頃、二人とも拓己に愛して貰ってるんだろうなって、そう考えるだけで……夜も眠れなかった」
みぃ姉が少しふて腐れたように表情で俺を睨みながら、俺の身体を何度もソフトに抓ってくる。
【 沙織 】「あの、すみません……」
【 深月 】「へっ、どうしてそこで沙織さんが謝るの?」
【 沙織 】「そのうちの唯が……わがまま言ったみたいだから……」
【 深月 】「ああ、そんなのはいいのよ。唯ちゃんが夏の上妻を冒険したいって言うのにはあたしも大賛成だったんだし」
【 沙織 】「でも、冒険だけじゃなくて……きっとあの子も拓己さんと……」
【 深月 】「あはは、まあ、それはもう慣れちゃったから気にしないでいいわよ。それに元凶を作ったのは他でもないうちのダメ皐月だもんね」
みぃ姉がニコニコと微笑みながら答える。
【 沙織 】「深月さん……ありがとう」
みぃ姉の微笑みに沙織さんは安堵の表情を浮かべるのだった。
【 深月 】「くすっ、いいのよ。それよりも、早く、拓己の赤ちゃんを身籠もって正妻の地位を確実にするんだから」
【 深月 】「というわけだから、拓己もしっかりと頑張るのよ!」
【 拓己 】「頑張ってるじゃないか。後は運次第だよ」
【 深月 】「そんな悠長なこと言ってられる状態じゃないのよ! 和美も合わせて5人もライバルがいるんだから……」
【 深月 】「今日だって沙織さんにたっぷりと濃いのを注いじゃって……うぅ、もうあたし以外は中出し禁止よ!」