【 賀曽利 】「あっ、ちょっと、だめよ! そんなとこ見ないで!」
足を広げ、露わになった割れ目を先輩が右手で覆い隠してしまった。
【 拓己 】「でも、こうしないと、上手に先輩と繋がることが出来ないんです」
【 賀曽利 】「え、でも……そんなに足を開かなくても……私の大切な場所が……丸見えになってしまうじゃない……」
【 拓己 】「それでいいんですよ。俺、先輩のアソコ……もっとよく見てみたいんですから……だからこの手は退かしますね」
俺は先輩の手を掴み股間から退けると、勃起したペニスを掴み、先輩の股の間に素早く腰を割り込ませていった。
【 賀曽利 】「あっ……」
ピッタシと閉じたまま、キラキラと愛液を滲ませている割れ目に、先端をそっと押し当てる。
【 拓己 】「ここ、十分すぎるくらい濡れてますから、このまま入れますよ、先輩」
【 賀曽利 】「あっ、待って! まだ入れないで……もっとゆっくり……その私……慣れてないから……お願い……」
【 拓己 】「……先輩、もしかして初めて……だったりします?」
【 賀曽利 】「っ……そ、そうよ。なによ、私が初めてだと何か問題でも……あるのかしら?」
気丈にも強がり、俺を睨み付けてくる。
【 拓己 】「いえ、ないと思います」
久坂のことがあって、少しだけ意外に思ったけど、素直に嬉しかった。
この俺が先輩の初めての男になれる。そう思うだけで、俄然やる気が出てくる。
でも……。
そんな悦びの気持ちと同じくらい、先輩の初めてを恋人でもない俺が奪ってしまっていいのか――と、やるせない気持ちになった。
【 拓己 】「……」
二つの背反した気持ちを胸の中で激しくぶつけていると――
【 賀曽利 】「小野寺君……だから、その……私、こういうことするの始めてだから……優しくして……お願い、少しだけ怖いの」
不安げな瞳でジッと俺を見つめる先輩。
いつもの格好いい凛々しさはまるでなく、一人のか弱い女の子に見えた。
そんな先輩の様子に、俺の迷いは一気に晴れる。
【 拓己 】「はい……もちろん、優しくするに決まってるじゃないですか。絶対に痛い思いはさせないって約束しますよ、俺は」
【 拓己 】「だから先輩も緊張しないで、身体をリラックスさせて俺に任せてください。お願いします」
怯える先輩の頬をそっと両手で包み込んで可能な限り優しい声で語りかけると、俺は腰をゆっくりと前に押しだし、亀頭を割れ目の中に軽く埋めていった。