【 四郎 】 「こら、七菜。ちょっと行儀が悪いぞ?」
【 七菜 】 「だって、お兄ちゃんの膝枕、とっても気持ちいいだも~ん」
   ごろごろとする七菜に注意を促すも、七菜はニコニコしたままで反省の色はない。
【 四郎 】 「ふぅ、なにが気持ちいいんだか、まったく……」
   やれやれと七菜にはかなわいな。と思いつつ、俺の桃を枕にして仰向けで横になっている七菜を見つめる。
 身体の方はここ最近で一気に女性らしく成長したけど、中身は子供……やっぱり、七菜は七菜だ。
   気持ちよさそうな顔でごろごろしている七菜を見ていると、ふとスカートが捲れあがり、
 ムチムチした太股が丸見えになっていることに気がついた。
【 四郎 】 「うっ……」
   七菜の太股が……。
 しかも、スカートが捲れあがって、ショーツ……七菜が愛用する縞パンが見えてしまっている!?
   はぁ、七菜の奴、いくら家の中って言っても、あまりに無防備すぎだろ?
 お兄ちゃんである前に俺は男、一匹の牡なんだぞ……。
   なんてことを思いつつも、視線はちゃっかりと七菜のとてつもなく美味しそうな
 ムチムチの太股へと向いてしまう。
【 四郎 】 「……」
   しかし、いつの間にこんなにムッチリと女性らしくなったんだ?
 言動とか仕草とか姉さんに比べると、かなり子供っぽい七菜だけど、身体だけ見れば成熟した女性そのものだ。
   けど、そのことに本人はまったく自覚してないのか、非常に無防備で隙だらけだから、ハッキリ言って困る。
【 四郎 】 「……」
   スカートのことを教えるべきか、放っておくかべきか……。
 家の中だから別にいいような気もする反面、注意しておかないと家の外でも同じようなこと……。
   目の前のような無防備な格好をする、いや、しているんじゃないかと心配になる。
 スカートが捲れてしまっていることを七菜に伝えるべきか否か、悩んでいると――
【 四郎 】 「っ!?」
   パンツだけでなく、七菜の胸元から、そのたっぷりとした乳房が思いきり、はみ出していることに
 気づいてしまった。
   うおっ!? な、七菜さん、な、なんて格好をし、してるのかな?
   ドギマギしながら改めて七菜の胸元に視線を向けると、身に着けているキャミソールの肩紐が
 二の腕まで脱げていて、自慢の巨乳が大胆に露出していた。
   ぎゃおーす!! 七菜の奴、股間だけじゃなくて、胸までもかよ!?
   たっぷりとした量感を誇る乳房の上部が大胆に露出していて、あと少し肩紐が緩んだから、
 乳輪……いや、乳首すら見えてしまう、そんな極めてきわどい状態だ。
   これはNGだろ。いくら何でも無防備すぎだ。家の中といえどもNG! NG! NG! 
 少なくとも俺にとって、精神衛生上、非常によろしくない。 
   とはいえ、この状況にどう対処したらいいんだ? ハッキリと言葉で注意するのがいいんだろうか?
   意識しないようにと思えば思うほど、逆に強く意識してしまい、ついつい視線がほぼ真下に見える乳房、
 そしてムッチリした太股に視線が向いてしまう。
   くっ、俺はどこを見てるんだ? 七菜は妹なんだぞ?
 血が繋がってないどころか、本当の家族じゃないけど。それでも、七菜は妹なんだ。
   いくら身体の発育がよくて、おっぱいが大きくても、七菜は……。
【 四郎 】  「……」
   このまま、七菜の痴態をもっと見ていたい。いや、ダメだ。早く視線をそらして注意しよう。
 そんな二つの思考が脳内でせめぎ合い、二律背反を繰り返す。
【 七菜 】 「う~ん、お兄ちゃんの膝枕、すっごく気持ちいいよぉ。へへ、なんだかこのまま寝ちゃいそうだよ、七菜……」
   俺の邪な視線を気にすることもなく、七菜は気持ちよさそうに膝上でごろごろとしている。
   七菜の両足は、大きく左右に開かれていて、慎みないことこの上ないが、男としては非常に情欲をそそる……
 まあ、有り体に言うとエロい光景だ。
   それに加えて、七菜の身体から漂ってくる甘い女の子の匂いが、視覚だけでなく、嗅覚を刺激し、
 胸がドキドキと高鳴ってしまう
【 四郎 】 「うぅ……」
  七菜を妹ではなく、女性として意識してしまい、かぁ~っと顔が熱く火照ってくる。
【 七菜 】 「うん? なんだかお兄ちゃんの顔がすっごく赤くなってるけど、どうしたの?」
【 四郎 】 「そ、そうか? 別にそんなことはないと思うけどな」
  ドキッとする七菜の質問に、可能限り冷静さを装って答えを返す。
【 七菜 】 「でも、さっきより明らかに赤くなってる気がするけど……」
   問題ないと答えを返した俺に、七菜が?マークを浮かべる感じで、きょとんした表情をする。
【 四郎 】 「あのさ、七菜。そのなんだ。非常に言いづらいことなんだけど……パンツ、見えちゃってるぞ?」
   必要以上に七菜を意識していることに気まずい気持ちになった俺は、意を決してパンツが
 丸見えになっていることを七菜にダイレクトに指摘した。
【 七菜 】 「えっ? あっ、本当だ。へへ~、スカートが捲れちゃった……」
   俺の指摘に対して、七菜は丸見えになったパンツを隠すことはなく、僅かに頬を赤らめただけだった。
【 四郎 】 「おいおい、それだけかよ。早く直しなさいって」
【 七菜 】 「どうして? 別にお兄ちゃんになら見られても七菜は平気だよ?」
【 四郎 】 「うっ……」
   それは俺があくまで男として見られていないということだろうか? それとも……。