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みなさん、初めまして。私は主人公である四郎の母、日向桜です。 |
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ふふ、といっても、体験版はもちろん、あちらこちらで、すでに顔を出させて貰っていますので、
今さら初めてとはいえないかもしれませんね。 |
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ですが、わたし達は、このコーナーを担当させて貰うのは初めてなので、改めてみなさんにご挨拶したいと思います。 |
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わたしは四郎ちゃんの姉、日向舞です。みなさん、よろしくお願いします。 |
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それじゃ、さっそく、みなさんにゲームの紹介を始めましょう。 |
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うん、お母さん……えっと……。 |
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えっ……。 |
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どうしたの、舞? 顔が真っ赤よ? |
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う、うん……お母さん、この台本……すごく変というか、エッチな内容なんだけど、これ、わたし達が
トークしなくちゃいけないの? |
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……ふふふ、そうね。
この内容は……口べたな私は舞よりは佐和子さんや七菜向けの内容だとは思うけど……。 |
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……。 |
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舞、覚悟を決めなさい。これもお仕事よ! |
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う、うん。わかった。正直、恥ずかしくて死にそうだけど、頑張ってみる。 |
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それじゃ、今日のテーマ……ヒロインの魅力を引き出す為のシナリオのポイント紹介をしていきましょう。
じゃ、舞。頑張ってね。 |
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うん。あねいもNEOでは、シナリオとして、キャラクター……わたし達、女の子キャラの魅力を
引き出すことに重点をおかれて作られているんです。 |
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バトルとか、泣ける要素とか、そういうものは、ほとんど重視されていないんです。 |
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壮大な物語でもなく、アップテンポな日常が続く、そういうものはこのゲームには皆無かもしれません。 |
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だけど、どこにも負けないと自負できる 愛とエッチな物語が、ギュッと濃縮されているんです。 |
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このゲームの根幹、コンセプトは、LOVEエロ……もちろん、シナリオも例外ではありません。 |
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ただのキャラ萌えゲーでもありませんし、あと、その……ぬ、抜きゲーとも違うんです。具体的には……。 |
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……。 |
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ほら、舞。ボーッとしないで、トークを進めなさい。 |
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えっ!? あっ、う、うん……その……おち●ちんに弱くて、入れられちゃうと、すぐに感じて
喘ぎ始める女の子――。 |
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例えば、初めてのHから……お、おま●こ、おま●こして〜、とか言わないんです。 |
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そんな破廉恥なヒロインは、LOVEエロゲーには登場しないんです! |
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お、お母さん、そんなに力まなくても……もしかして、お母さん、そういうこと言ってたり……するの? |
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えっ……な、何を言ってるのよ、舞ったら。そんなはしたない言葉……四郎の前で言えるわけないわ。ポッ……。 |
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お、お母さん……? |
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はっ!? な、何でもない。何でもないわ。それよりも先に進めましょう。 |
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う、うん。えっと……。 |
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我が行く道は王道。登場する女の子達は、恥じらいを持ちつつも、
大好きなあなたの為ならと、献身的に尽くしてくれる。そんな女の子だけなんです。 |
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日向家を中心にしたイチャイチャでラブラブな毎日。
そして結ばれた後は激しく肌を重ね合う……そんな雰囲気を出そう。 |
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そのことを第一に考えて、シナリオが作られているんです。 |
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そうですね。今まで続けてきた伝統をここで変えるのも、正直、どうかと思いますし……。 |
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言葉だけじゃ、少しわかりづらいかもしれないから、ちょっとだけ、私達の恥ずかしい様子を
みなさんに直に見て貰おうと思います。 |
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そうよ、このゲームには、コメディなければシリアスもない。もちろん泣き要素もない!
ただひたらすあるエッチな日常のみ!! |
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エロゲー買っておいて、エロがおまけでいいなんて言ってる男は、
草食しながら、一生自分の部屋に引き籠もってろ! って感じかしら? |
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きゃ!? |
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さ、佐和子さん!? あの今日は急なお仕事だったんじゃ……。 |
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クソつまんない発展性のない茶番打ち合わせだったから、相手のキンタマ蹴っ飛ばして帰ってきたわ。 |
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き、きん……まって……佐和子さん、そういう言葉は少し破廉恥すぎると思いますが……。 |
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いいのいいの。それより、今日のポイント紹介は無事に終わったの? |
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ええ、一応……少し、いえ、かなり恥ずかしい内容でしたが、私達の想いは
このコーナーを見ている方に通じたと思います。 |
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ふふ、そうですか。舞ちゃんはどうったの? |
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あっ、わ、わたしは……お、お母さんと同じで、とても恥ずかしかったです……自分の、そのエッチな
ところを覗き見された気持ちで……。 |
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いいのよ。エッチな事を一切考えない女の子なんて、いるわけないもの。
そんなに恥ずかしがることじゃないと思うわよ、あたしは。 |
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そう言われても……やっぱり、恥ずかしいです。 |
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ふふ、うぶねえ。でも、そこが舞ちゃんのいいところよね。しっかりものだけど、恋愛ごとには疎い。 |
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でも、そういうタイプに限って、1度セックスにはまると、より過激なものを求めるようなったりするのよねぇ〜。 |
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っ!? そ、そんなことありません! 絶対にないです!! |
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舞。そんなに顔を真っ赤にして慌てたら、はい、そうですって言ってるようものよ? |
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お、お母さんまで!? うぅ、わたしはそんなんじゃ、エッチな娘じゃありませんから……。 |
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うふふ、そういうことにしておくわ。でも箱を空けて、ゲームをプレイすれば、嘘か誠かわかっちゃうんだけどね。 |
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……。 |
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佐和子さん、そのくらいにしてあげてください。舞ばかり可哀想です。 |
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うふふ、そうですね。あたしもそうですけど、桜さんも、エッチに関してはいろ〜んなことしちゃいそうですものね。 |
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わ、私は……そんなエッチだなんて。四郎は息子ですから……。 |
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あら、あたしは四郎君と、なんて一言も言ってませんけどぉ? |
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えっ!? あっ、いえ、その話の流れから、つい! し、四郎とは母と息子の関係ですから!
そんな……エッチだなんて……絶対にありません。 |
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むふふ、そういう反応、二人はやっぱり親子ですねぇ。うんうん、これは本編が楽しみだわ。
二人がどんな感じで淫乱になっちゃうのかってね。 |
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……。 |
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……。 |
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二人とも顔を真っ赤にしちゃって。可愛いわぁ、ホントに……。 |
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さてと、今回のサービスコーナー……じゃなくて、セールスコーナーはこれで終わりよ。 |
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次回はあたしと七菜ちゃんが担当する予定だから、楽しみにしてて。それじゃね〜、ばいばい〜。 |