緊張しながらエレベータを降りると、俺は通路の突き当たり右にある部長のオフィスの扉をノックした。

【 真樹 】 「あの、今日から転勤になった能代真樹です」
【 クリス 】 「どうぞ、入って来て」
【 真樹 】 「失礼します」
【 真樹 】 「あれ?」
 

 緊張しながら中に入るも上司である部長の姿が見えない。

【 クリス 】 「ああ、もうっ、どこに行っちゃったのよ」
 

 部長はどこに? と室内をキョロキョロしていると、目の前のデスクの方から声が聞こえてきた。

【 真樹 】 「あのっ、能代真樹ですけど……どこにいらっしゃるんでしょうか?」
【 クリス 】 「どこって、こっちよ、こっち。あなたも一緒に探してくれない? 立ち上がった瞬間にマイクロSDカードを落
 としちゃったのよ」
【 真樹 】 「は、はぁ……」
 

 気の抜けた返事をしながら、声のした机の方に方に向かうと……。

【 真樹 】 「おうっ!?」
 

 Oh no! と叫びそうになり、慌てて口を両手で押さえる。
 こともあろうか、上司であろう人物は、四つん這いになって机の下に潜っていた。

【 クリス 】 「私としたことが、うっかりにもほどがあるわ」
 

 愚痴りながら、モゾモゾと机の下に落ちたと思われるSDカードを探している。

【 真樹 】 「っ……」
 

 こ、この尻は、デカイ、デカすぎる。
 どーんと突き出されたパツンパツンのデカ尻に圧倒され、身動きが取れなくなる。

【 クリス 】 「どこに落ちたのよ。早く出来てきなさい」
 

 カードにそんなこと言ってもなぁ。と思いつつ、フリフリと左右に動くデカ尻に見入ってしまう。

【 クリス 】 「ちょっと、ボケッとしてないで一緒に探す。OK?」
 

 デカ尻に見とれていると、部長が振り返り、SDカードを探すように指示する。

【 真樹 】 「イエス、サー! お手伝いします! マイクロSDカードですよね?」
【 クリス 】 「イエス。机の下に落ちていくのはわかったんだけど、全然、見つからないのよ」
 

 背伸びするようにして部長が机の奧の方を探し始めた時だった。
 身に着けていたタイトスカートがズリズリっと捲りあがり、黒のパンツ、そしてガーターが露出した。

【 真樹 】 「うおっ!?」
 

 ぽかーんと口を開けながら、そのエロすぎる光景に視線が釘付けになってしまう。
 これがアメリカの力か。白くてスベスベ、そしてデカい尻に超大国の凄さを実感する。

【 クリス 】 「ちょっと見てないで、早く手伝いなさい」
【 真樹 】 「あの、部長。大変言いにくいのですが、その……スカートがずれてパンツというか、お尻が丸見えになっていま
 す」
【 クリス 】 「what?」
 

 スカートが捲れあがってることを指摘すると、部長は後を振り返り、自分がお尻の状態を確認した。

【 クリス 】 「Oh no!」
 

 スカートが捲りあがっていることに気付いた部長が、顔を真っ赤にしながらスカートを元に戻そうと起き上がろ
 うとするが……。

【 クリス 】 「Ouch!」
 

 当然のように頭を机にぶつけてしまった。

【 クリス 】 「いたた……ああ、もうついてないわね」
 

 机にぶつけた頭を撫でながら、スカートを元に戻し、俺の前に立つ。

【 クリス 】 「コホン。いきなりみっともないところを見せてしまわったわね」
【 クリス 】 「私はクリスティーナ・ハンコック。アナタに働いて貰う都市開発企画部の部長よ」