| 【 美里 】 | 「あっ、よかった。起きてくれたんですね」 |
| 【 響 】 | 「うぇ、美里さん……」 |
目を開けると、四つん這いの格好で俺を起こそうと声をかけている美里さんの姿が映った。 |
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| 【 美里 】 | 「おはようございます。朝食の準備が出来ましたから起きてください」 |
| 【 響 】 | 「あっ、うん、わかった。すぐに起きて……っ!?」 |
瞼を右手で擦りながら上半身を布団から起こしたその時だった。 |
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| 【 響 】 | 「……」 |
ゴクリと生唾を飲み込みながら魔性の魅力を持つ美里さんのおっぱいを思いきり凝視し、ほんの僅かだが |
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| 【 美里 】 | 「あの、響さん? ボーッとして、どうかなさった……あっ!?」 |
遠慮無しのド直球の視線に、さすがの美里さんも俺がどこを見ているのか気がつき、顔を真っ赤にして胸元を |
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| 【 美里 】 | 「い、いやです。響さんったら、いったいどこを見てるんですか」 |
胸元を両手で押さえながら、美里さんが顔を真っ赤にして恥じらう。 |
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| 【 響 】 | 「あっ、いや、ごめん! 視界に入ったもんだから、つい……」 |
さすがに見てなかったと、言い訳できる状況ではなかったので、チラ見していたことを認め、美里さんに |
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| 【 美里 】 | 「あっ、違います。私は怒ってるわけじゃありません。ただ、私みたいなおばさんの胸を見ても仕方ないのにって 思ったから……」 |
| 【 響 】 | 「いやいや、おばさんって、それは自虐過ぎだよ。美里さんは、そのなんていうか、客観的に見て、美人で 魅力的な女性だと思うけど」 |
| 【 美里 】 | 「えっ……」 |
| 【 響 】 | 「前持って言っておくけど、この場を誤魔化す為に言ってるわけじゃないから。俺は本当にそう思ってる」 |
| 【 美里 】 | 「あの、ありがとうございます。響さんにそう言って貰えると、お世辞でも嬉しいです」 |
俺の言葉に美里さんがモジモジと恥じらいつつ、嬉しそうに微笑む。 |
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| 【 響 】 | 「だから、お世辞じゃないんだって。美里さんはとても綺麗だよ」 |
| 【 美里 】 | 「そんなこと……響さんったらあまりからかわないでください。その、朝食の準備、出来てますから 早くいらしてくださいね」 |
美里さんは顔を真っ赤にしながら逃げるように部屋を出て行ってしまった。 |
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