【 美里 】 「あっ、よかった。起きてくれたんですね」
【 響 】 「うぇ、美里さん……」
 

 目を開けると、四つん這いの格好で俺を起こそうと声をかけている美里さんの姿が映った。

【 美里 】 「おはようございます。朝食の準備が出来ましたから起きてください」
【 響 】 「あっ、うん、わかった。すぐに起きて……っ!?」
 

 瞼を右手で擦りながら上半身を布団から起こしたその時だった。
 畳の上に両手を着け、四つん這いの格好をしている美里さんの大きく開かれた胸元が視界に入ってきた。
 その豊満すぎるおっぱいは、ブラジャーだけでは支えきれず、大胆に垂れ下がっていて、見事な胸の谷間が
 出来上がっていた。
 こ、これは……。
 美里さんの胸チラに灰色だった脳細胞が一気に覚醒し、ぼんやりしていた思考も一気にハッキリとしてくる。
 同時に俺の視線は目の前に出来ている胸の谷間、そして、重力に引かれ垂れ下がっている量感たっぷりの
 おっぱいに釘付けになってしまった。
 わかっていたことだけど、やっぱり凄く大きい。
 圧倒的なまでに大きなおっぱいからは強い母性を持つと共に、男を惹きつける魔性の魅力を持っていた。
 今さらなことだけど、美里さんのおっぱいはとても大きい。世間でいう巨乳の持ち主だ。
 しかも、巨乳の中でもトップクラスのサイズであることは、目の前に晒されたおっぱいを見れば誰でもわかる。

【 響 】 「……」
 

 ゴクリと生唾を飲み込みながら魔性の魅力を持つ美里さんのおっぱいを思いきり凝視し、ほんの僅かだが
 おっぱいに向かって顔を近づけていく。

【 美里 】 「あの、響さん? ボーッとして、どうかなさった……あっ!?」
 

 遠慮無しのド直球の視線に、さすがの美里さんも俺がどこを見ているのか気がつき、顔を真っ赤にして胸元を
 両手で押さえ込んだ。

【 美里 】 「い、いやです。響さんったら、いったいどこを見てるんですか」
 

 胸元を両手で押さえながら、美里さんが顔を真っ赤にして恥じらう。

【 響 】 「あっ、いや、ごめん! 視界に入ったもんだから、つい……」
 

 さすがに見てなかったと、言い訳できる状況ではなかったので、チラ見していたことを認め、美里さんに
 謝罪する。

【 美里 】 「あっ、違います。私は怒ってるわけじゃありません。ただ、私みたいなおばさんの胸を見ても仕方ないのにって
 思ったから……」
【 響 】 「いやいや、おばさんって、それは自虐過ぎだよ。美里さんは、そのなんていうか、客観的に見て、美人で
 魅力的な女性だと思うけど」
【 美里 】 「えっ……」
【 響 】 「前持って言っておくけど、この場を誤魔化す為に言ってるわけじゃないから。俺は本当にそう思ってる」
【 美里 】 「あの、ありがとうございます。響さんにそう言って貰えると、お世辞でも嬉しいです」
 

 俺の言葉に美里さんがモジモジと恥じらいつつ、嬉しそうに微笑む。

【 響 】 「だから、お世辞じゃないんだって。美里さんはとても綺麗だよ」
【 美里 】 「そんなこと……響さんったらあまりからかわないでください。その、朝食の準備、出来てますから
 早くいらしてくださいね」
 

 美里さんは顔を真っ赤にしながら逃げるように部屋を出て行ってしまった。