【 響 】 「うぅ、いてて……」
【 凜 】 「あっ……」
 

 目の前は真っ暗だが、温かくて柔らかい感触……いったい何がどうなったんだ?

【 凜 】 「ひゃんっ!? やっ、ちょっと暁くんっ、やだっ、顔を動かさないで!」
【 響 】 「へっ、委員長?」
 

 顔を動かさないでって……。
 うっ、まさかこれって俺が委員長の股間に頭を突っ込んじゃったりしてるのか?
 頭を動かすことはできないので、視線で左右を確認。
 この暗い……いや、黒いものは委員長のパンスト。
 ってことは、鼻先から伝わってきてるプニプニしたこの感触は……。
 この柔らかい感触は、い、委員長のアソコか!?
 通常ではあり得ない状況に頭の中が真っ白になってしまう。
 だが牡の本能がなせる技と言えばいいのか?
 委員長のフェロモンに導かれたと言えばいいのか?
 よくわからないが、鼻先をアソコに押し込むようにして、スリスリと上下に動かし始めてしまう。

【 凜 】 「あふっ!? あっ、やっ、ちょっとっ!」
 

 凄いな、これ。むわっと蒸れてて、イイ匂い? というのとは少し違う感じ……上手く言えないけど、
 とにかくエロい匂いがプンプンしてる。

【 凜 】 「あんっ、バ、バカ、動かさないでって言ってるじゃない!」
 

 委員長が怒ってるのはわかるのだが、股間から漂ってきてる匂い……。
 牝のフェロモンに牡の本能を刺激され、委員長の言葉を理解することはなく、鼻先を擦り付けながら匂いを
 嗅いでいく。

【 凜 】 「あっ、あぁっ、ダメって言ってるのにっ、どうしてっ、んっ、んんっ」
 

 鼻先でアソコをスリスリされ、委員長がビクビクっと身体を震わせる。

【 凜 】 「はぁ、はぁ、うぅ、い、いい加減にしなさい!!」
【 響 】 「いてっ!?」
 

 調子に乗って股間に鼻先をスリスリさせていると、怒りを抑えられなくなったのか、委員長が俺の頭に
 ゲンコツをくらわせてきた。

【 響 】 「いててて……委員長、本気で殴りすぎだって」
【 凜 】 「本気にもなるわよ! こんな場所、あ、あんなことして……なに考えてるのよ、いやらしいわね」
【 響 】 「すみません……」
 

 頬を赤らめながらジト目で睨み付ける委員長に、俺は言い訳のしようもなく、ただ詫びることしか
 できなかった。

【 凜 】 「ふぅ、仕方ないわね。霧島さんが原因を作ったからで、あなたのせいじゃないのはわかってるから今回は
 特別に許してあげるわ」
【 響 】 「えっ……」
【 凜 】 「でも次はないから。今度、いやらしいことしたらゲンコツじゃすまないから注意しなさい」
 

 俺を睨みながらビシッと言い放ち、立ち去っていく委員長。

【 響 】 「はぁ……」
 

 とんでもないことをしてしまったけど、とりあえず今回に関しては許して貰えたようだ。