「みなさん、こんにちは! 川内五十鈴です。葵さんと美里さんから引き継ぎ、
 最後のセールスポイントの紹介をさせて貰うことになりました」
「川内さんと同じく、とりを取らせてもらうことになった矢矧凜よ」
「はぁ〜、今回でもう最後だって思うと、すごく緊張しちゃう」
「そんなに気負わなくてもいいわ。今回は主にこのタプレットを使っての説明だから、私達は見てるだけよ」
「ダブレット……えっと、この前と同じように、またお兄ちゃんとエッチなことしてるところを見られちゃうのかな?」
「それは、たぶん……ううん、間違いなく見られると思う。
 でも、私は暁君の妻だから、見られても平気。覚悟は完了済みよ」
「ふぁ、さすが先輩、凄いです!
 わたしもお兄ちゃんのお嫁さんに慣ることが出来るのならって、そう思ってるんですけど……」
「エッチしてる所をたくさんの人に見られちゃうって思うと、どうしても緊張しちゃうんです」
「大丈夫、慣れの問題よ。前回の時にすでに見られてしまってるんだから、今さら気にしても仕方ないわ。
 開き直りも大切だと思う」
「はい。開き直れるように頑張ってみます」
「それがいいと思うわ。それじゃ、さっそくゲームの説明をしていきましょう」
「はい!」
「まず最初に骨格となるシステムとして『あねいもNEO+』で導入された
 heroine alternative part——『Heart』を採用してるわ」
「えっと、今回の場合は、お兄ちゃんが好みの……お嫁さんにしたいって思った子を選んでくれるんですね」
「そう、あねいもNEO+の『Heart』を、はにつま向けにカスタマイズした『Heart Kai』を採用しているの」
   
 
   
「会いたいヒロインをダイレクトで選ぶことによって、そのヒロインにクローズアップされたシナリオが展開されるわ」
「朝、起きて、夜寝て……そんな日常部分をクリックで進めていく部分、人に寄ると思うけど、
  少し怠いかなって思う部分をカットして、ゲーム全体のテンポをよくしてみました」
「あえて、言っておくけど、効率化であって手抜きじゃないから勘違いしないでよね。
 中身……ボリュームはフルプライスに相応しくなってるから」
「出会いから恋愛関係になるまで、『Heart Kai』によって進行。
 各ヒロインと少しずつ打ち解け合っていくわ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
「あうあう、お兄ちゃんにプロポーズされちゃった。嬉しいけど、恥ずかしいかも」
「まったくもう、川内さんにさっそく手を出して、浮気者なんだから」
「でも、同じ時間軸じゃないから、お兄ちゃんは浮気したことにはならないと思ういます」
「わかってるわ。でも、こうやって見せつけられると、ついイライラしちゃうのよね」
「まあ、いいわ。それより説明に続きをしましょう」
「はい。えっと、基本的に『妻』にしたい女の子を選んでいけば、難しくなく妻にすることが出来る
 比較的お手軽な仕様です」
「ただし、葵さんと美里さんの同居組に用意されているエクストラシナリオは、真っ直ぐ進めても
 エクストラルートに入ることは出来ないから注意して」
「『Heart Kai』の選択で、一定の条件を満たすことで、エクストラシナリオへの道が開きます」
「でも、そんなに難しい設定ではないので、葵さんと美里さんのことを意識して選択していけば、
 ルートに入ることが出来ると思います」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「葵さんと美里さんの二人を妊娠させるなんて、暁君にはお灸を据える必要がありそうね
「でも、葵さんも美里さんもとっても幸せそう」

「でも、二人を妻になんて、いけないことよ。一夫多妻は法的に認められないんだから」

「そうかもしれないけど、お兄ちゃんのことを好きだっていう二人の気持ちを知っちゃうと
 応援したくなっちゃうなぁ」
「……感情的には、私も川内さんと同じよ」
「へへ、出来るだけ多くの、みんなが幸せな方が、わたしは好きです」

「ふぅ、仕方ないわね。みんな暁君に甘いんだから。まあ、私も人のこと言えないかもしれないけれどね」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
「って、ちょっといきなり見せてるのよ!?」
「わわ、ごめんなさい! 最後にこのファイルをタップしろって言われていたから。
 まさかこんな凄いのが出てくるなんて思ってなかったんです」
「あっ、私は川内さんを責めてるわけじゃないから気にしないでいいわ」
「最後の最後でこんな恥ずかしい所を大勢の人に見られるなんて……
 はぁ、本当にいやらしいコーナーなんだから」
「まあ、いいわ。今回でセールスポイントはお終い。
 もっと詳しい情報が欲しければ、ゲームを買ってプレイして」
「すっごく恥ずかしかったけど、でも、これでお別れだと思うと少し寂しいかも」
「そうね。でも、一週間だけの我慢だから。
 これでセールスポイントのコーナーは全て終わりになるけど、私達と暁君の物語はこれからよ」
「はい! 来週の金曜日、11月28日に発売されるから、是非、プレイしてみてください!
 お兄ちゃんといっぱいいっぱいラブラブしたいです」
「散々、私にエッチなことしたことの責任、きちんと取って貰うんだから覚悟なさい」
「それじゃ、一旦お別れになっちゃうけど、来週はゲームの中でお兄ちゃんと会えるのを楽しみにしてます!」
「発売日は11月28日金曜日。絶対に忘れないようにね。忘れたなんて言ったら承知しないんだから」
   
――おしまい――