このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

  【恋】「はじめまして、皆様。私はこのゲーム、『とらバ!』のメインヒロインのひとりをさせていただいております、香住恋といいます」
  【恋】「今回はもうひとりのメインヒロインである娘の愛と一緒に、この作品のご紹介をさせていただくことになりました。皆様、よろしくお願いいたしますね」
  【愛】「みなさん、はじめまして。たった今、お母さんから紹介してもらった香住愛です。私たち親子は、このゲームの主人公である今村駿介のお隣さんなの」
  【愛】「ちなみに私と駿介は、生まれたときからの幼なじみであるのと同時に、実は10歳くらいのときに結婚の約束をしたという回想系のイベントがあったりして――」
  【恋】「えっ、ええっ? ……初耳よ、愛っ。貴女、いつの間に駿ちゃんとそんな約束をしていたの? お母さん、認めた覚えはありませんからね!」
  【愛】「ふふっ。冗談よ、お母さん。そんなに慌てないでってば」
  【恋】「はぁ。……なによもう、意地悪ね。お母さん、本気で心配してしまったわ」
  【愛】「……でも実際のところ、子供の頃には色々とあったのよね。ま、それはまた、本編のお楽しみにしてもらうことにしましょ」
  【恋】「えっ? ……ちょ、ちょっと待って、愛。貴女いま、なにか気になることを言わなかったかしら?」
  【愛】「落ち着いて、お母さん。そろそろみなさんに、このゲームの説明をしないといけないでしょ?」
  【恋】「はぅ。そ、そうね、わかったわ」
  【愛】「それじゃあまずは……このゲームのタイトルからね」
  【恋】「そういえば。……ずっと気になっていたのだけれど、この『とらバ!』というタイトルはいったいどういう意味なのかしら?」
  【愛】「えっとね、この『とらバ!』というのは、手元の資料によると「とらいあんぐるバトル」の略称みたいなのよ」
  【恋】「ば、バトル? それって、私と愛が駿ちゃんを巡って戦うという意味なのかしら?」
  【愛】「ひらたく言うとそういうことよね。このゲームは主人公である今村駿介と、そのお隣の家に住んでいる私たち母子の三角関係を描いたものだから……」
  【恋】「あうっ。……もしかして私、愛にひどいことをしてしまうのかしら? た、たとえば、愛の朝ごはんをいつもの半分にしてみたりとか……そういうことをしてしまうの?」
  【愛】「……お母さんにとっての「バトル」ってそんな感じなのね。ううっ、悔しいけど、ちょっと可愛いじゃないのっ」
  【愛】「でも、お母さんが言ってるイメージも間違いってわけじゃないかな。……なんたって、私とお母さんだから。よくテレビでやってるドラマみたいな、ドロドロした感じにはならないかもね」
  【恋】「ほっ。良かった、少し安心したわ」
  【恋】「私にとっては、駿ちゃんのことも、愛のことも、とっても大切なんですから。いくら駿ちゃんのためとはいっても、愛のことを傷つけるようなことはしたくないわ」
  【愛】「お母さん……ふふ、そうよね。私とお母さんは駿介を巡っての三角関係のライバル同士だけど、私たち3人は、同時に本当の家族みたいな関係でもあるんだから」
  • セールスポイント@ CGその1
  •   【愛】「そうそう。普段の私たちは、ちょうどこんな感じの雰囲気なの」
      【恋】「うふふ。駿ちゃんはご両親が家にいないことが多いから、こうして3人で食事することが多いのよね」
      【愛】「お母さんはすごく料理が上手で、私も駿介も、小さい頃からお母さんが毎日作ってくれる料理が大好きだったの」
      【愛】「あっ。……もしかして、駿介がお母さんのことを好きになったのってそのせいもあるのかな? 男の人って、家庭的な女性に憧れるってよく聞くし……私もお母さんみたいに、料理上手になりたいわ」
      【恋】「愛だって、最近はよく料理の練習をしているじゃないの。くす、そんなに慌てなくたって、料理の腕はすぐに上達するわよ」
      【愛】「うーん。私もそう思いたいんだけど、駿介って私が作った料理のことを「化学兵器」とか言うのよね。まったく失礼しちゃうわ!」
      【恋】「そ、そうね。……愛が作る料理は、その、ちょっとだけ個性的だから。駿ちゃんも、べつに悪気があって言ってるわけじゃないと思うのよ?」
      【愛】「いいのよ、駿介のことはいつか見返してやるんだからっ。……でもお母さん、私がこんなふうに慌ててることには、他にもちゃんと理由があるのよ」
      【愛】「ほら。……ちょっとこの証拠写真を見てくれない?」
      【恋】「えっ? ……証拠写真って、なんのこと?」
  • セールスポイント@ CGその2
  •   【愛】「これ、お母さんがお見合いから帰ってきた後の写真なんだけど。……お母さんに覆いかぶさってる相手、これってお母さんのお見合いの相手じゃなくて、あきらかに駿介よね?」
      【恋】「!? ……あ、あら? こんな写真、いつの間に撮られてしまったのかしら? ええと、私の記憶にはないわね」
      【愛】「「いつの間に」って言ってる時点で、しっかり記憶にある気がするんだけど。……ま、いいわ」
      【愛】「とにかく、私たち3人はずっと家族のような関係でいたんだけど、ある日、お母さんがお見合いをしたのをきっかけにして、物語が大きく動き出すことになるのよね」
      【恋】「あの……あ、愛? この写真、記念に一枚もらっておいてもいいかしら? この時、駿ちゃんは初めてだったみたいだから、そういう意味でも記念ということで……」
      【愛】「しっかり覚えてるじゃないのよ、もう! というか、こんなふうにお母さんのほうから、だなんて……だ、大胆過ぎなのよ、お母さん!」
      【恋】「はうぅっ。……だ、だって、この時には色々とあったのよ? それで私も、つい自分の気持ちを抑えられなくなってしまったの」
      【恋】「それに、愛? 貴女だって私のことばかりは言えないはずよ。……私、ちゃんと知っているんですからね?」
      【愛】「ぎくっ。……いったいなんのこと、お母さん?」
      【恋】「はい。それでは、皆様にもこの証拠写真を見ていただきましょうね」
  • セールスポイント@ CGその3
  •   【恋】「……あら。大胆ね、愛」
      【愛】「きゃーっ、きゃーっ! 待って待って、どうしてこんな写真を公開しちゃうのよ、お母さん!」
      【愛】「この時、私は初めてでっ――……ああっ、待って、今のもなし! みなさんも、今のは聞かなかったことにしておいて!」
      【恋】「うふふ。愛だって、自分の気持ちをしっかりと駿ちゃんに伝えているじゃないの。……しかもこれって、私と駿ちゃんが結ばれたのと同じ日の出来事よね?」
      【愛】「ううっ。……し、仕方ないじゃないのっ。だって、私も駿介のことが大好きだったんだから!」
      【愛】「駿介とお母さんがこういう関係になったことがわかって、もう、いてもたってもいられなかったのよ。はぁ……だけどこれがきっかけで、私たち3人の関係はややこしくなっちゃったのよね」
      【恋】「そうねぇ……私も愛の気持ちのことは知っていたけれど、こうなってしまった以上は、もう自分の気持ちに嘘をつくことも出来ないし……」
      【愛】「私だって、子供の頃からずっと駿介のことが好きだったんだもん。たとえお母さんがライバルでも、こればっかりは譲れないわ!」
      【恋】「くす。私もぜったいに負けないわよ、愛」
      【愛】「……あれ? ところでお母さん、会社の偉い人からなにか追加の資料が届いたみたいなんだけど、これってなに?」
      【恋】「あら、本当ね。……ええと、差出人の名前は「長野ヒロユキ」さんになっているわ。なにかメッセージが書いてあるみたいだから、そのまま読んでみるわね」
      【愛】「うん。お願い」
      【恋】「……「せっかくの三角関係モノなんだから、もちろんこういう展開もありえるよ! っていうのをちゃんと見せておきなさい」……これってどういうことかしら?」
      【愛】「あっ。資料の中には一緒に画像も入ってるみたいよ。どうせだから、これも見てみましょうか?」
      【恋】「そうね。それじゃあ、一緒に見てみましょうか、愛」
      【愛】「うんっ。ふふ、きっと私たち3人が一緒にお花見でもしてる写真じゃないかな。楽しみね、お母さん」
  • セールスポイント@ CGその4
  •   【愛】「きゃああっ!! ……ちょ、ちょっと、これってどういうこと!? どうして私とお母さんが、一緒にエッチなことをしちゃってるの!?」
      【恋】「あ、あら? これはちょっと大変そうね。あとで駿ちゃんに、なにかスタミナのつきそうなものを食べさせておいたほうがいいかしら?」
      【愛】「しゅ、駿介の心配をしてる場合じゃないでしょ! ……えっ、えっ? 私たち3人、ホントにこんなことになっちゃうの!?」
      【恋】「この作品は「LOVEエロ」の名を冠した3作品目ということだし、もとのタイトルも「とらいあんぐるバトル」というくらいだから、こういう勝負もありえるということなのかしら?」
      【恋】「え、ええと……やるからには負けないわよ、愛?」
      【愛】「ううっ。おっぱいの大きさでもう負けてる気がするけど……私だって、ここまで来て引き下がるわけにはいかないわ!」
      【恋】「くす。それじゃあ、最後に皆様にご挨拶をして今回は終わりにしましょうか」
      【愛】「うんっ。そうね、お母さん」
      【愛】「駆け足で説明させてもらったけれど、この『とらバ!』はbootUP!ブランドの「LOVEエロ」作品第三弾になるの」
      【恋】「主人公である駿ちゃんと、私と、愛と。……私たち3人の、ラブラブエロエロな日々を皆様に楽しんでいただければと思っています」
      【恋】「……あぅ。原稿をそのまま読ませてもらったけれど、ラブラブエロエロというのは、やっぱり恥ずかしいわね」
      【愛】「そ、そうね。……でも、これくらいのことで恥ずかしがってる場合じゃないわよ。次回のセールスポイント紹介のときは、今回よりももっとエッチなCGをみなさんに公開するらしいからね」
      【恋】「えっ……そ、そうなの? 私と駿ちゃんの赤裸々な日々が、皆様にすべて明かされてしまうだなんて……ああっ、どうしましょうっ」
      【愛】「さりげなく、お母さんと駿介のふたりに限定しないの! それに今回のゲームに登場するのは、なにも私たちだけってわけじゃないのよ?」
      【恋】「そうよね。朱莉ちゃんも、みなとちゃんも、姫乃さんも……この『とらバ!』には、私たち以外にも魅力的な女の子がいっぱい登場するんですものね」
      【愛】「うっ。……そうよ。考えてみたら、私のライバルってお母さんだけってわけじゃないのよね。こうなったら、急いで料理の腕を上達させなくっちゃ!」
      【恋】「くす。私も、頑張って駿ちゃんの気持ちを掴もうと思うわ。そのためだったら、す、少しくらいはエッチなことも……」
      【愛】「わ、私だって! 駿介のためなら、エッチなことのひとつやふたつ、どどっ……どうってことはないんだから!」
      【恋】「……うふふ。それでは、皆様。今回は、これでお別れです」
      【愛】「また次回の更新を楽しみにしていてくださいね。……さーて、さっそくキッチンを借りるわよ、お母さん!」
      【恋】「ええ、わかったわ。……それじゃ、私は駿ちゃんのところに行って、少しお話でもしてこようかしら」
      【愛】「うん。……って、待った待った! 駿介は今頃、たしかお風呂に入ってるはずよね!? ちょっと待ってたら、抜け駆けはズルいわよ、お母さーーん!!」
    ――続く――