【 拓己 】「あのさ、みぃ姉。明日はもっと頑張るから」
【 深月 】「んっ、なにが?」
【 拓己 】「昨日はみぃ姉、ちゃんと最後までいけたのに、今日は俺だけ、しかも3回も……」
【 深月 】「くす、いいわよ、そんなの。まだ気にしてたの?」
【 拓己 】「当たり前だろ!」
【 深月 】「えっ……拓己?」
いつになく語気を荒げる俺に、みぃ姉が驚くの表情を向ける。
【 拓己 】「俺だって男なんだから、好きな女の子を気持ちよくさせてあげたい。みぃ姉から見れば俺は年下で、経験も全然ないけど……」
【 拓己 】「それでも頑張って、少しでもみぃ姉をよくしてあげたいんだ」
【 深月 】「拓己……も〜う、すぐにそういうこと言うんだから……また胸がキュンってなっちゃったじゃない」
俺の頭を抱きかかえるようにして、みぃ姉が豊かな胸に抱きしめてくれる。
瞬間、甘いミルクの香りが、ふわっと漂い、心地よい気分になった。
【 拓己 】「みぃ姉……あのさ、明日もまたここに来ていい?」
【 深月 】「えっ」
【 拓己 】「俺、明日もみぃ姉とエッチしたい」
【 深月 】「た、拓己……」
【 拓己 】「嫌……かな?」
【 深月 】「ううん、嫌じゃない。くすっ、いいわよ、明日も同じくらいの時間に部屋にいらっしゃい。いっぱい……エッチなことしてあげるから」
【 拓己 】「……ならさ、ついでと言ったらあれだけど……冬休みの間……ずっとここに来ていい?」
【 深月 】「えっ!? そ、それって……休みの間……毎日、エッチするってこと?」
【 拓己 】「う、うん……ダメかな?」
【 深月 】「ダメじゃないけど、拓己は……そんなにあたしとエッチしたいんだ?」
【 拓己 】「そんなの当たり前だよ。毎日どころか、ずっと繋がっていたい。24時間ずっと……みぃ姉と繋がっていたいくらいなんだから……」
【 深月 】「二十四時間って……だ、だめよ、そんなの。ごはん、食べられないし、トイレとか……どうするのよ」
【 拓己 】「俺はみぃ姉と一緒でもいいよ。俺、みぃ姉とならトイレも全然平気だし」
【 深月 】「ば、ばか。もう、変なこと言わないの。おかしな気分になっちゃうじゃない……」
頬を赤く染めると、みぃ姉はぽこっと俺の頭を小突いた。