【 沙織 】「あふぁ、あっ……中で膨らんで……んっ、拓己さん?」
【 拓己 】「くぅっ」
猛烈な勢いでペニスの奧から精液が溢れ出してくるのがわかった。
やばい、で、出ちゃう!?
お願いだから、中には出さないで――
昨日の沙織さんの言葉が脳裏に浮かぶ。
【 拓己 】「っ……」
お尻に力を込めて、ペニスを膣から引き抜こうと試みるが……。
時すでに遅し、ガクガクと自分の意志とは関係なく腰が震え、膣内のペニスがびくんびくんと脈動を開始した。
【 拓己 】「あっ、あっ、出る、沙織さんっ!!」
膣の真ん中まで引く抜いた所で不意に限界が訪れた。
どくん!!
ぷくっと鈴口が開き、びゅっ! びゅっ! びゅっ! 白濁液を膣内で吐き出していく。
【 沙織 】「えっ!? あっ……う、うそ、だめ、拓己さん! 中は……中で射精しちゃダメ!!」
膣内で震えるペニスの感触に射精されていることに気がついた沙織さんが悲痛な叫びを上げる。
【 拓己 】「あうっ、あぁ……」
沙織さんの叫びにペニスを引き抜こうと意識するが、男性を求めてやまない貪欲な女性器の動きに、昨日まで童貞だった俺には抵抗できる術は持っていなかった。
【 拓己 】「はぁ、あっ、あぁ……」
びゅっ! びゅるっ! びゅっ、びゅっ!
そのままの状態で腰を震わせ、どくどくと射精していく。
【 沙織 】「あんっ……んっ、だめよ、拓己さん……んっ、私、妊娠しちゃう!」
ペニスを外そうと沙織さんが思いきり腰を捻る。
【 拓己 】「ああっ!?」
じゅぷんっと射精の途中でペニスが外れ、残っていた精液がびゅうびゅうと宙を舞い、沙織さんの身体に降り注いだ。
【 拓己 】「あっ、あぁ……」
びゅっ! びゅっ! びゅるるっ!!
ベッドに両手をついたまま、沙織さんの太股にペニスを擦り付け、残滓を放出していく。
【 沙織 】「あん、熱い……拓己さんの精液……んっ……すごい……たくさん……」
【 拓己 】「はぁはぁ……沙織さん……ごめん。沙織さんの中、すごく気持ちよすぎて……俺、全然、我慢できなくて……ホント、ごめん」
【 沙織 】「んっ……それはいいけど……また……」
沙織さんは、困ったような表情で、ぷくぷくと白く濁った液体を溢れ出させている股間に視線を向けた。