「みなさん、こんにちは。前回に引き続き、私、デルフィーナ・リンドバウムがセールスポイント4の紹介をさせて頂きます」
「今回は最終回ということで、私、マリエル・クラウゼと……」
「元近衛騎士団団長、エルザ・フォーフリア」
「紺碧屋の看板踊り子、レイラ・サハル。攻略可能なヒロイン全員で紹介するわ」
「初めは緊張していましたが、これで最後だと思うと寂しい気持ちになってしまいますね」
「そうですね。でも、陛下の物語をみんなに見て貰える日が近づいているということです」
「ふむ、そうだな。陛下とマリエルがアインと出会い、私とレイラと力を合わせ、革命軍の手からリニカを取り戻していく……」
「ふふ、発売前だから詳細は省くけど、前作に比べて胸のすくようなお話よね、今回は」
「うふふ、一人でも多くの方に面白いと思って貰いたい、皆とともに頑張りましたので期待して頂けると嬉しいです」
「団長、私も後半はアインと団長、そしてレイラさん達と一緒に敵と戦って奮戦してるのを忘れないでください」
「ふふ、そうだなった。私とマリエル、レイラはアインと共に物語の中盤から終盤にかけて戦で活躍しているからバトルシーンが好きな者は期待してくれ」
「ええ、体験版よりも激しいバトルシーンが用意されているから期待して欲しいわ」
「ですがフィーナ様。バトルシーンの有無は今回のセールスの紹介の題目じゃないのですよね?」
「はい。今回、皆さんにお伝えしなければならないことは、いつまでもLOVEエロらしく。実用性の高いHシーンの数々……なのです」
「あぅ、そうでした。はぁ〜、恥ずかしいから、その話はあんまりしたくないんです、私……」
「まったく情けないな、お前は。それでも栄えある近衛騎士か? アインとの馴れ初めや男女のまぐわいを見られるくらい気にすることではないだろう?」
「くすくす、人間もエルフもダークエルフも男と女の関係は変わらない。あたし達が存在していること自体、両親がまぐわった結果なのだから」
「お二人ともメンタル強すぎです。私は二人のように割りきれません。陛下もそうですよね? ね? ね?」
「あ、私は確かに恥ずかしいのですが、アインさんとの行為を皆さんにお伝えするのは、嫌とは思っていません」
「へ、陛下っ!?」
「愛する方の子を身籠もり、産むことは決して卑しいことではないのです。女神エルダもLOVEエロを推奨なさっているではありませんか」
「ふっ、人間も他の動物と同じということだ。種付けを忌避したら我々は滅んでしまうからな」
「うぅ、わかります、わかってます! でも、恥ずかしいものは恥ずかしいんです!!」
「うふふ、一番年下だけあって初ね、マリエルは」
「マリエルの気持ちもわかります。ですが、女神様が与えた私達の使命は、最後のセールスポイント……LOVEエロらしさの紹介なのです」
「エルザ、パネルは用意出来ていますか?」
「はっ、ここに用意してあります」
「それでは私達4人と主人公であるアインさんのLOVEエロの軌跡を皆さんと一緒に見ていきましょう」
 
 
「最後とはいえ、いやらしいシーンがこんなにたくさん……はぁ、わかってはいましたが、さすがにこれは恥ずかしいですね」
「うぅ〜、アインの奴、陛下と私だけじゃなくて、レイラさんと団長にまで手を出していたのね」
「しかも、4人とも孕ませるなんて、まったくこれだからダークエルフは信用できないのよ」
「まあまあ、落ち着いて。ゲーム内ではそれぞれのルートに入るから、アインが全員を同時に孕ませるわけじゃないわ」
「ふむ、3人に比べると登場が遅くなってしまう関係で、私のHシーンは少ないが、きちんと単独エンドで孕むことが出来るらしい」
「ええ、今回は全員、それぞれ独立したエンディングが用意されているようですね」
「はい、前作『ははむす』で、オリエさんの単独のルートがないことが残念だといった意見があった為、」
「今回は4人それぞれに独立したエンディングが用意されることになった、と聞いています」
「まあ、そういう理由なら仕方ないわね」
「うふふ、事ある毎にアインさんに文句を付けていますが、今回公開されたシーンでは、アインさんに愛されて悦びを得ているように見えましたよ、マリエル」
「っ!? そ、そ、そんなことはありません! 私は陛下の身代わりとしてアイツに妻になっただけで、好きとか、そういうのじゃありませんから!」
「くすくす、わかりました。そういうことにしておきましょう」
「ふっ、まったく昔から素直じゃないな、マリエルは。もう少し、柔軟な物腰というか素直になった方がいいんじゃないか?」
「大丈夫ですよ、エルザ様。公開されたシーンのマリエルの表情を見れば、十分過ぎるくらい色々と柔らかくなっているのが一目瞭然ですもの」
「ちょっ、レイラさん! 余計なこと言わないでください!」
「今さら悪あがきがしても仕方ないだろう。マリエルがアインに愛される場面が公開されてしまったんだからな」
「はうっ!? うぅ〜」
「くすくす、みんなが幸せになれる未来が用意されている。それで良いではありませんか」
「確かにそうですね。革命軍に王都を陥落させられた時の絶望感が今は微塵も感じられません」
「これもみんなアインのおかげ、マリエルもそう思わない?」
「それは、まあ、確かにアイツの力がなければ、陛下と私がこうして、セールスポイントの紹介をしていることはなかったと思います……」
「マリエル、正直に答えてください。貴方は今、幸せになれていますか?」
「えっ? 私ですか? 私は……その、たぶんですけど、幸せだと思います」
「そうですか。今回はかなり恥ずかしい場面も見られてしまいましたが、私達がアインさんの手で幸せな未来を手に入れることが出来た……」
「そのことを、ここを見てくださっている方々に伝える事が出来たのなら、とても良かったのだと、私はそう思っています」
「陛下……」
「いつまでもLOVEエロらしく、実用性の高いHシーンの数々……」
「ふっ、大丈夫ですよ、陛下。セールスポイント、なによりも陛下の想いは、皆にしっかりと伝えることが出来たと思います」
「そうね。体験版をプレイした人ならわかると思うけれど、今回は初Hシーンまでの時間が比較的早いから、前作よりインスタントにエッチを満喫出来るわね」
「アインの奴、報酬だからって最初から私と陛下を猿みたいに求めて来て、バンバン中出ししまくって、きっちり孕ませるんだもの。ホント、困った奴ね」
「うふふ、いいではないですか。確かに少しだけエッチな所はありますが、アインさんと出会えたから、リニカは救われ、私達は幸せになれたのです」
「ふふ、あたし達が幸せになれる様子を描く事が出来るのが、LOVEエロゲーの良い所よね」
「そうだな。ちなみに今作はLOVEエロの合間合間に、バトルシーンが入っていて、物語的にも前作より盛り上がる要素が強いから楽しみにしていてくれ」
「ふふん、団長が活躍する城塞都市バギナス攻防戦、そして、あたしと団長が活躍する王都奪還戦は見所満載だから期待して!」
「もうマリエルったら、バギナス攻防戦も王都奪還戦も、アインさんが一番活躍しているではありませんか」
「アインは主人公ですから活躍して当然です。そもそも私達が報酬を前払いしているではありませんか」
「やれやれ、アインに対してはあいかわらず手厳しいな。まあ、それだけ意識している、ということか」
「くすくす、ただの照れ隠しね。ほら、マリエルは所謂、ツンデレだから」
「んなっ!? 私はツンデレなどではありません! 二人とも勝手に決めつけないでください!」
「ああ、わかった。わかったからそうムキになるな。陛下、マリエルが騒がしいので、そろそろ締めでよろしいかと」
「わかりました。それでは、皆さん、4回に渡ってお伝えしてきたセールスポイントの紹介を終わりにしようと思います」
「このコーナーを見て、少しでもドキドキなさった方は、是非、ゲームをプレイして、アインさんと私達のLOVEエロな物語を楽しんで頂ければと思います」
「では、マリエル、エルザ、レイラ、皆さんにお別れの挨拶をお願い出来ますか?」
「あ、は、はい!」
「えっと、その、結構酷いこと言っちゃったけど、ゲームの中ではアインとはそれなりに上手くやってるから、ゲームをプレイしてみて」
「うふふ、あたしを孕ませて母乳が飲みたい人はゲームを買ってね。好きなだけオッパイ吸わせてあげるわ」
「陛下達と比べるて出番が遅れてしまうが、私になりに精一杯、頑張ったつもりだ。だから、このゲームをプレイして、わ、私を選んでくれ!」
「それでは皆さん、12月22日の金曜日に、私の祖国、リニカでお会いしましょう」
「それじゃ、またね」
「ふふ、紺碧屋で待っているわね」
「共に戦える日を心待ちにしているぞ!」
   
 
——おしまい——