【 疾風 】 | 「冬姉、夕飯の時間だよ」 |
コンコンとノックを繰り返すが、冬姉の返事はなかった。 |
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【 疾風 】 | 「はぁ、爆睡してるな、これは。仕方ない、中に入るか」 |
【 疾風 】 | 「冬姉、ちょっと部屋に入るよ」 |
勝手に入ることに躊躇いはあったが、冬姉が声をかけたくらいで起きないことをよく知っている俺は |
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【 疾風 】 | 「冬姉、夕飯の用意が……おわっ!?」 |
部屋に入り、ベッドを見ると、そこにはあられもない姿で爆睡している冬姉の姿があった。 |
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【 冬花 】 | 「すぅ、すぅ……」 |
キャミソールと何故かパンツだけの格好でベッドの上に横になっている冬姉にドギマギしながら近づくと、 |
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【 疾風 】 | 「疲れてるのはわかるけど、この格好は……」 |
ドキドキしながら寝ている冬姉を、じっくりと見つめる。 |
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【 疾風 】 | 「いくら何でも無防備すぎだよ、冬姉」 |
目の前の冬姉の大胆すぎる格好に、思わず両手で目を覆い隠したくなるが、そんな思いとは裏腹に、 |
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【 疾風 】 | 「ごくり……」 |
目の前で半裸同然の格好をしている冬姉の姿に、俺はゴクリと生唾を飲み込むと、冬姉に向かってそっと右手を |
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【 冬花 】 | 「んんぅ、んんっ……」 |
冬姉が身動ぎし、脱げかけていたキャミソールが捲りあがり、左右の乳房が丸見えになった。 |
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【 疾風 】 | 「っ!? ふ、冬姉のお、おっぱいが……」 |
左右共に露わになった大きくて綺麗な形をしたおっぱいに、視線が釘付けになってしまう。 |
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【 疾風 】 | 「ごくり……」 |
緊張に生唾を飲み込むと、俺は右手の代わりに、露わになったおっぱいに顔を近づけ、 |
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【 冬花 】 | 「すぅすぅ、んっ、疾風……」 |
【 疾風 】 | 「あっ!?」 |
いきなり名前を呼ばれた俺は、ハッと我に返り、冬姉の胸元から慌てて顔を離した。 |