【 春佳 】 「ねえ、はあ君。この水着、どうかな?」
【 疾風 】 「う、うん。い、いいんじゃないかな」
 

 春姉のお色気たっぷりの水着姿に顔が熱くなり、目が泳いでしまう。
 デパートハルナに到着した後、春姉に手を引かれ水着売り場へと直行。春姉の新しい水着選びに
 付き合わされていた。

【 春佳 】 「はあ君、もっとしっかり見て。ちゃんとした感想を聞きたいの」
 

 両手を後ろ手に回し、身体を左右に動かしながら、不満げな表情で俺を見る。
 春姉が身体を左右に揺する度に、圧倒的量感を誇るおっぱいがプルプルと弾み、俺の性感をビリビリと
 刺激しまくった。

【 疾風 】 「いや、ちゃんと見てるよ」
 

 そう答え、水着姿の春姉を改めて見る。
 白を基調としたビキニ水着。ただし、なかなか大胆なデザインをしていて、乳房の谷間が上から下までくっきり
 と露出し、春姉のおっぱいの大きさを際立たせている。
 パンツ部分はサイドが紐になっていて、両足の付け根から太股、ここからだとハッキリとはわからないけど、
 尻肉もかなりの部分が晒されていると思われる。
 上はともかく、下は布面積自体が小さく、おへそから下の下腹部が大胆に晒されていて、エロさが半端ない。

【 春佳 】 「この水着、一番のお気に入りなの。だから、もっとよく見て、感想を聞かせて」
【 疾風 】 「よく似合ってると思うけど、少し大胆すぎない?」
【 春佳 】 「えっ、そうかな? う~ん、それじゃ、ちょっと他の水着も試着してみるね」
 

 そう言って試着室のカーテンを締めると、春姉が二着目の水着に着替え始めた。
 カーテン越しに春姉がもぞもぞと動き、水着を着替えていく。
 目の前のカーテン……薄い布の向こう側で春姉が全裸になっていると思うと、ドキドキしまくりで、
 顔どころか全身が火照ってきてしまう。
 店員さんはともかく、周囲の女性客の視線もなにげに厳しいし、これは勘弁して欲しい。
 そう思う反面、春姉の水着姿を一足先にじっくりと見ることが出来て喜んでしまっている自分がいた。

【 春佳 】 「えっと、これなんかはどうかな?」
【 疾風 】 「なっ!?」
 

 春姉が新しく身に着けた水着はさっきのビキニと違って、白色のワンピース。
 ただし、そのデザインは先ほどのビキニよりも大胆でエロかった。

【 春佳 】 「色は同じ白だけど、今度はワンピースタイプにしてみたんだけど、どうかな?」
【 疾風 】 「っ……ど、どうって言われてもっ」
 

 股間部分はハイレグ。ワンピースといっても、お腹から胸元部分には布はなく、おへそから乳房の大部分は
 露出している。
 そんなエロエロな水着を身に着けた春姉の姿に、狼狽しながらも、そのドエロな水着姿に見入ってしまう。
 さっきの水着もおっぱいの谷間が丸見えだったけど、今度の水着はおっぱいの大分部が露出して
 乳首と乳輪が隠れている程度だ。
 しかも、背中とお尻はほぼ丸見え状態。ニプレスとか着けていないから、乳輪と乳首は僅かに透けて
 見えちゃってる。
 もし、この水着を着て春姉がビーチを歩いたりしたら、海水浴に来ている男の視線を釘付けに出来るだろう。
 似合ってるし、凄くエロくて魅力的だが、春姉のこんな姿を他の男に見られるのは、我慢出来そうにない。

【 春佳 】 「はあ君、黙ってないで教えて。この水着の方がいい?」
 

 頬を赤らめモジモジとしながら、春姉がジッと俺の様子を伺う。

【 疾風 】 「あ、いや、その似合ってるとは思うけど、さっきの水着より大胆になってるじゃないか。
 そんな水着を着て、海水浴はちょっとどうかと思う」
 

 顔を赤くして問いかける春姉を、正確には露出しているおっぱいを下腹部から股間部分をチラチラと見ながら
 答える。

【 春佳 】 「そうなんだ。う~ん、ちょっとだけ自信あったんだけどなぁ。それじゃ、もう一着だけ試着したい水着が
 あるからそっちも見てみて」
【 疾風 】 「えっ、ちょっと春姉!?」
 

 まだあるの!? と言う前に、春姉は試着室のカーテンを閉め、三着目の水着へと着替え始めてしまった。