「みなさん、こんにちは。私はアルミナ・グロドヌイ……って、うふふ、2回目だから名前くらい覚えてくれているわよね」
「もうお母様ったら、そんなことは当たり前。ここを見に来てくれてる人達に対して失礼です」
「くす、けど挨拶は必要だから名乗っておくね。わたしはミーシャ・グロドヌイ。これからはミーシャって呼んでくれると嬉しいかも」
「それなら私のこともアルミナでいいわ。それと、オリエもこっちに来て。皆さんに挨拶して」
「いえ、私はメイド……使用人ですので、今回はお二人のみで進めて頂いた方がよろしいかと」
「ふふ、オリエったらまたそんなこと言って、この場では身分なんて関係ないって、このまえお母様に注意されたばかりでしょ」
「それは承知していますが、やはり主であるお二人と同じ立ち位置に並ぶのは失敬かと」
「そんなことないわ。家族であるオリエと一緒に皆さんにこのゲーム『ははむす』のセールスポイントを説明したい、それが私とミーシャの願いなの」
「だから私達の側に居てちょうだい」
「アルミナ様……わかりました。僭越ではありますが、今回もお二人と共にセールスポイントを皆様にご説明させて頂きます」
「ふふ、うん、そうして。オリエが側に居てくれるとわたしも心強いから」
「ミーシャ様……あ、ありがとうございます」
「くすくす、そうやって照れた顔を見ていると、本当に自分の娘のように感じるわね」
「うっ、アルミナ様、ミーシャ様、あの、そのくらいでご勘弁を……」
「あら、冗談ではなく、本当にそう思っているのよ」
「お母様、オリエもそれはよくわかってるのよ。けど、オリエにもオリエの立場があるから、はい、私も家族だと思っています、なんて言えないのよ」
「……」
「ふふ、大丈夫よ、それは私もよくわかっているから。それじゃ、挨拶はこのくらいにして、本題に入りましょうか」
「えっと、セールスポイント2回目のテーマは……」
「亡国の貴族の未亡人とその娘。そして母娘の専属のメイド。ファンタジーならではの魅力を持ったヒロイン達とレッツLOVEエロ……です」
「領地を奪われてしまったから私達はもう貴族ではないのだけれど、未亡人というのはあってるわね」
「貴族ではなくなってしまったけれど、bootUP!初のファンタジー世界でのLOVEエロ物語のヒロインとして、恥ずかしくないようにと心がけているわ」
「はい。わたしもゲームをプレイしてくれた人達に魅力的だって思って貰えるように気を付けたつもりです」
「お二人と並んでヒロインなどと差し出がましいことではありますが、私も飾ることなくありのままの姿を見て、気に入って頂ければ肝に銘じています」
「うふふ、それじゃ、さっそくだけれど、私達のありのままの姿……
皆さんに裸を見て貰いましょう」
「うぅ、とっても恥ずかしいけれど、みんなに気に入って貰いたいから、わたし、頑張る」
「私の裸体で満足して頂けるか、正直疑問ではありますが、お二人だけに恥をかかわせる訳にはいきませんのでご一緒させて頂きます」
 
 
 
 
 
「うふふ、まさかレムと男と女の関係になってしまうなんて、グリアにいた時には思いもしなかったわ」
「わたしもです。憧れのおじさまに女性として愛して貰えるなんて、はぁ、幸せ過ぎて頭の中はふわふわしちゃってる」
「アルミナ様だけでなくミーシャ様まで手にかけるとは……まったく、油断できない方です」
「くすくす、そんなこと言ってるけれど、オリエもおじさまに抱かれて幸せそうな顔してる。もっと自分の気持ちに素直になった方がいいと思うなぁ、わたしは」
「私は別に幸せそうな顔などしていません。節操なく求めてくるオルティア卿に対して、恥じらっているだけです」
「そんなふうに顔を真っ赤にしながら否定しても無理があるわよ、オリエ」
「っ……アルミナ様まで、お二人ともあまりからかわないでください」
「あら、からかってなんていないわよ。オリエは古のエルフ族の末裔、そしてシノビと呼ばれる東方の戦士……」
「ある意味、オリエが今までのLOVEエロ物語との違いを一番体現しているヒロインだと思うわ」
「確かにそうかも。わたしとお母様の特徴のひとつである銀髪のヒロインも初めてじゃないし、名前がファンタジーっぽいくらいだもね」
「そんなことありません。白く綺麗な肌、艶やかなドレス姿はとても美しく、お二人とも過去作にはない素敵な雰囲気を持ったヒロインだと思います」
「ふふ、ありがとう。けれど、オリエのメイド服やシノビ装束もどちらも様になっていて、素敵だと思うわ」
「うん、特にシノビ装束を身に着けた時は、とっても格好いいかな。ちょっとだけ露出が多くて、見ているわたしがドキドキしちゃうけど」
「あ、ありがとうございます。照れくさいですが、お二人の褒めて頂けるのは、素直に嬉しいです」
「おじさまにも、でしょ?」
「そ、そんなことは……まあ、嫌ではありませんが……」
「もう、オリエったら素直じゃないんだから。けど、そういうところがオリエの魅力なんだよね」
「ええ、そうね。私にミーシャ、そしてオリエ。3人のヒロインと過去作とはまったく違う新しい舞台で繰り広げられるLOVEエロ物語……」
「少しはわかって貰えたかしら? 元領主だったのに、私、演説とか得意ではなかったから不安だわ」
「そんなことありません。アルミナ様とミーシャ様のご説明、なによりも熱意は十二分にここを見てくださっている方々に十二分に伝わったかと」
「ふふ、そう言って貰えると気が楽になるかな。でも、オリエがサポートしてくれたからっていうのも忘れないでね」
「私は主に仕える者として当たり前のことをしたまでです。ですが、お二人のお力添えになれたのなら、とても嬉しく感じます」
「オリエ、貴方には十分過ぎるくらい世話になっているわ。ここで3人一緒にゲームの説明を出来るのも、レムとLOVEエロな関係になれるのも……」
「オリエのおかげだから、ありがとうね」
「そんな、お礼など、従者である私にはもったいないお言葉です」
「謙遜しないでいいわ。これから物語が始まるまで、まだ先は長いけれど、私達3人でセールスポイントのコーナーを盛り上げていきましょう」
「はい、お母様」
「私も、男女の営みには疎いので力及ばないかも知れませんが、全力でお二人をサポートさせて頂きます」
「ええ、二人ともよろしくお願いするわ。それじゃ2回目となるセールスポイントの紹介はこのぐらいで終わりしましょう」
「次回、3日目となるセールスポイントの紹介も私とミーシャ、オリエの3人でさせて貰う予定だから期待して待っていてくれると嬉しいわ」
「次回は……『あまえろゲーには劣るけど……エロCG率90%の丁寧でねちっこいエロ描写』とのことです」
「はう、コーナーの名前を聞いただけで、わたし、恥ずかしくて顔が火照ってきちゃってる」
「うふふ、確かにそうね。けれど、LOVEエロというゲームを語る上で必須の内容だと思うわ。だから次回も頑張りましょう」
「はい! 恥ずかしいけれど少しずつ慣れてきたし、今日より上手に出来ると思います」
「くすくす、というわけだからオリエ、3回目も手伝ってね」
「かしこまりました。先ほど申し上げたように私がどのくらいお力になれるかわかりませんが、出来る限りのことしたいと思います」
「ふふ、それで十分よ。それでは皆さん、次回の更新時にまた会いましょう」
「次回は今日よりも、その、えっと……もっと過激な内容になると思うから、わたし達のエ、エッチな姿に興味がある人は期待して、ま、待っていてください」
「なお更新予定日は5月6日(金)、発売3週前となりますが、よろしくお願い致します」
——セールスポイント③へ続く——