ままはは２


	「みなさん、こんにちは。私は八重山瞳。主人公である翔太君のお家のお隣に住んでる人妻、　専業主婦をやっています」
	「翔太君が幼い頃、よく家で預かっていた縁もあって、今回セールスポイント第二回目の紹介を　担当させて貰うことになりました。よろしくお願いします」
	「それと、もう一人、私と一緒にコーナーの紹介をしてくれる子がいるから紹介するわね」
	「えへへ、みんな、初めまして。翔ちゃんの幼馴染み、敷島奈緒だよ」
	「幼稚園の頃からずっと同じ学校、同じクラスという驚愕の腐れ縁。これにはお互いにびっくりだよ」
	「くすくす、腐れ縁って言うよりも運命の赤い糸、そんな気もするけれど、そこは二人とも、　どうなのかしら？」
	「あはは、翔ちゃんとは気があって仲はいいんだけど、運命の赤い糸みたいなには感じに　ならないんです」
	「ほら、翔ちゃんって、年上の女性しか眼中にないみたいだから」
	「そんなことないと思うけど……奈緒ちゃん、とっても素敵だし、私みたいなおばさんよりも、　翔太君に相応しいと思うわ」
	「へへ、瞳さんにそう言って貰えるのは嬉しいけれど、現実はこんな感じですから……」












	「あら、嫌だわ。私ったら、こんなところを見られてしまうなんて……」
	「はぁ、翔ちゃんってば、ホント、年上の女性……しかも、おっぱいに目がないんだから」
	「くすくす、確かにおっぱい大好きよね。幼い頃に家で預かった時も、私のおっぱいに　興味津々だったもの」
	「でも、仕方ないわ。翔太君のお母さんは、物心が付く前に亡くなってしまったんだもの。　お母さんが恋しくてしょうがないんだと思う」
	「う〜ん、それはわかるんだけど、翔ちゃんのは度が過ぎてるというか何というか、　ガチなマザコンですから」
	「ふふ、そんな翔太君を正しい道に戻そうと、奈緒ちゃん、頑張ってるのよね」
	「えっ、あ、ああ、あれは、その……あはは、まあダメ元でちょっとだけチャレンジしてみました」



	「わっ、わっ、ダメだってば！　こんなシーンを見せたらみんなが勘違いしちゃうよ。　あたし、本編だとタダの脇役だから！」
	「くす、知っているわ。予約特典になっているミニミニＡＶＧでしか、奈緒ちゃんを攻略　できないのよね」
	「う、うん」
	「それなら尚更よ。発売前の今ならまだ間に合うわ。しっかりと宣伝しておきましょう」



	「あはは、えっと、年上ヒロインメインのゲームなのに、あたしってば、ちょっと空気　読んでないかも」
	「そんなことないわ。奈緒ちゃんがいてくれなかったら、私達と翔太君の物語は始まらなかった。　私はそう思っている」
	「だから堂々と胸を張って。Ｆカップのおっぱいをみんなに見せつけてあげなさい」
	「えっと、それじゃ、えい！」
	「あぁ、垂れてるおばさんと違って張りのあるフレッシュな乳房がぷるるんって弾んで、　はぁ、羨ましいわ」
	「う〜ん、瞳さんのサイズじゃ垂れても仕方ないと思うんだけどなぁ」
	「くすくす、ありがとう。奈緒ちゃんは可愛いわね。なでなでっと」
	「わわ、瞳さん、そういうのは翔ちゃんにやってあげてくださいよぉ〜」
	「それなら大丈夫。翔太君にはゲームの中でたくさんしてあげてるから」



	「ふぅ、瞳さんに甘えちゃって。ホント、翔ちゃんのマザコンは本物だよねぇ」
	「くすくす、翔太君って、母性本能をくすぐるタイプなのかしら。ついつい甘やかしたくなっちゃう　のよね」
	「あはは、まあ、わからないでもないですけど。あたしもなんだかんだで相談に乗ったり、　面倒みちゃってるから」
	「うふふ、きっと翔太君の才能なのよ」
	「なんか微妙な才能だと思うけど、エロゲーの主人公としては重要なのかも」
	「そうよ。やっぱり主人公は性欲が全てだと思うわ。夫と違って翔太君は、私を激しく求めてくれる。　あぁ、翔太君と早く会いたいわぁ♪」
	「えっと、瞳さんが自分の世界に旅立ってしまったみたいなので、紹介コーナーを終わりに　しようと思います」
	「次回はここで自分の世界に旅立っている瞳さんと玲奈さんの仲良し主婦コンビでお送りする予定　だから、楽しみにしててね」
	「紹介コーナーでのあたしの出番はこれで最後だけど、みんな、ゲームの中でまた会おうね。　とりあえずバイバイ」


【　セールスポイント03　ＬＩＫＥｔｏＬＯＶＥ。ＬＯＶＥエロゲームならではのイベントＣＧ配置　】