セールスポイント
   
「みんな、こんにちは。翔太の継母、松風玲奈です」
「前回の瞳さんと奈緒ちゃんからバトンタッチされて3回目となるセールスポイントの紹介は、わたしと……」
「翔太の義理の伯母である藤波真理香が紹介することとなった」
「はぁ、姉さんったら相も変わらず無愛想なんだから」
「仕方ないだろう。そういう性分なんだ。で、三回目となるセールスポイントはどんな内容なんだ?」
「わたしに聞かないで。姉さんとわたしの二人でみんなに説明するんでしょ」
「うむ、そういえばそうだったな」
「はい、これ。このタブレットに内容が書いてあるから、それを見ながら説明していきましょう」
「ああ、わかった」
「三回目となる今回は、LIKEtoLOVE。LOVEエロゲームならではのイベントCG配置……
 の説明するわね」
「LOVEエロか。初代あねいもが発売されたのが2004年だから、かれこれ14年も
 続けていることになるな」
「そうね。bootUP!がずっと続けている作品のコンセプトよ」
「14年もぶれずに続けるとは……マンネリではあるが、一つの技とも言えるな」
「ふふ、わたしも素直に凄いと思うわ」
「で、今回の作品『ままはは2』も、根幹のコンセプトはLOVEエロか」
「もちろん、そうよ。萌えゲーや所謂抜きゲーって言われているゲームとは、ちょっとだけ違うのよ」
「このタブレットによると、エッチに至るまでの過程を丁寧に描き、気持ちを盛り上げてからエッチな関係に
 なっていくとあるな」
「そう。それこそがLOVEエロゲーなの」
「なるほど。抜きゲーとは似て非なるもの。だが、目的は同じ。ヒロインを魅力的に描きつつ、
 いかに男子の興奮を誘い、性欲を満たしてやれるか、ということか」
「ふふ、そんな感じであってると思うわ」
「それと、前作「あまいえ」と違って、わたしと姉さん、それに瞳さん。年上の女性をメインヒロインとした
 アダルトなLOVEエロゲーなの」
「ふむ、それぞれ継母に未亡人、人妻が翔太のLOVEエロの相手……その辺りは「ままはは」と
 同じという訳だな」
「そういうこと。それじゃ、さっそくゲーム内のシーンを取り入れて説明していきましょう」
「そうだな。その方がわかりやすいだろう」
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
「はぁ、まさか息子の翔太と恋仲になってしまうなんて、わたしったらいけない女だわ」
「全くだ。最初は息子を追い出した酷い父親だと思っていたが、今は雷太さんに同情を禁じ得ないぞ」
「あっ、そんなこと言って、姉さんも色目を使ってわたしの翔太を自分だけのモノにしたじゃない」
「あ、あたしは、色目など使ってないぞ。誤解を招くようなことを言うな」
「オナニーを見せつけたり、自分からキスしたのに?」
「あ、あれは……その、成り行きで仕方なくだ。最初から見せつけるつもりはなかったし、
 キスするつもりはなかったんだ。本当だぞ?」
「はいはい。ふふ、翔太が自分の意志で姉さんを選んだのなら、わたしは二人を祝福するわ」
「玲奈……あたしも、翔太がお前を恋人として選んだのなら、その時は祝福しよう」
「ただし、周囲の目は厳しいから覚悟しておくんだな」
「そうね。一応、わかってるつもり」
「そうか。ならば、あたしからは何も言うことはない」
「ふふ、あたしと姉さん。翔太はどっちを選ぶのかしらね」
「さあな。そればかりはわからん。まだ何も始まっていないのだから。それと、あたしと玲奈だけじゃない
 だろう」
「ええ、瞳さんも翔太のことを必要としているのはわかってるわ」
「その瞳さんだけど、次回は瞳さんを交えて、わたし達3人でLOVEエロなシーン満載で最後の紹介をしよう
 と思っています」
「今回、紹介出来なかった分、瞳さんと翔太のLOVEエロなシーンをメインで紹介しようと思っている」
「ふふ、瞳さんに気がある人は次回を楽しみに待っていて。それじゃ、姉さん、今回はこのくらいで終わりに
 しましょうか」
「ああ、そうだな」
「次回はそんなに間を開けることなく公開されることになるだろうから、期待して待っているといいだろう」
「そうね。ふふ、また会いましょう、ね」
   
 
【 セールスポイント04 ヒロイン達の熟れた身体を堪能できるエロシーンの数々 】